【EURGBP/ユーロポンド🇪🇺🇬🇧】相場分析20210412 日足で上目線転換/ポンド売りフェーズの序章開幕か?

ユーロポンドは先週0.850台から急反発。日足の戻り高値をブレイクし、上目線転換を果たす形となりました。
昨年12月から日足レベルで長い下降トレンドが継続していたわけですが、この流れが一旦断ち切られる形となり、今までのポンド強気相場の終焉の可能性を見ています。


まずは週足の振り返りからです。

週足
0.850からの急反発が大陽線となり、ちょうど月足三角保ち合い下限(ブラック斜線)で終値が止められる形で引けています。
もちろんブレイクされた三角下限に戻ってきてここから再び落ちていくという可能性もあるわけですが、では売りを狙うべきかというと、日足からはそう言えないのです。

週足
snapshot


日足
1ヶ月近く赤の底値ゾーンでレンジを形成し、そこからブレイクダウンをしたものの直下に控える週足レベルのサポート(0.850)から一気に急反発。
その過程で日足の戻り高値(レッド破線)をブレイクし上目線転換となっています。

snapshot

日足の戻り高値ブレイクが発生するのはブレグジット後の通商交渉でポンドが右往左往していた昨年12月以来4ヶ月ぶり。

ずーっと下げていたのが急に反発して日足の戻り高値まで一気に抜くというこの形。

どこかで見たような形だなと思っていたら、ドル円と同じ形ですね(過去の投稿は以下のリンク参照)。
ドル円も昨年ずーっと下降トレンドが続いていて、今年に入った途端に日足戻り高値を実に1年ぶりに更新。
その後少し前まで超強気の上昇を続けていたことは多くの方がご存知の通りです。

ということでユーロポンドに関しては売りは控えたいというところ。

僕自身のユーロポンド戦略としては、ここから押しを形成するかどうかを見て日足の3波目発動を狙ったロングを仕込んでいきたいと思います。
EURGBPTrend AnalysisWave Analysis

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