上昇すればするほど調整も大きくなりやすい

(2413)エムスリー 日足

移動平均線大循環分析でチャートを見ていきましょう。

上昇帯が右肩上がりで間隔が広がっていましたのでトレンドに勢いがあったのが分かります。

200日EMAも右肩上がりですので大局の動きも強気になっています。

移動平均線大循環分析のステージで見ていきましょう。

コロナショックの時に下降期である第4ステージになりました。

そこから、切り返して第1ステージとなり安定上昇が続いています。

途中でステージが2になり、そして、直ぐに1に戻るという、ステージの「1→2→1の押し目買い」パターンになっています。

この動きが2回ありました。

第2ステージになっても直ぐに第1ステージになったので一時的な調整であったことが分かります。

今回も第2ステージになりましたが、一時的な調整となるのか、それともトレンド転換するのかはわかりませんが、分かっていることが一つあります。

それは、今回2本のトレンドラインを引きましたが、相場の上昇が続けば続くほどノイズは大きくなる傾向があるということです。

どういうことかというと、価格は上昇すればするほど、一時的な調整でも値幅は大きくなりやすいのです。

なぜなら、1000円の3%は30円ですが、10,000円の3%は300円となりますので、必然的に価格が高くなればなるほど値動きは大きくなります。

その上がったり下がったりする動きの幅のことをノイズといいます。

今回も含めて3回目の第2ステージとなりますが、そこの部分に赤丸を付けました。

今回の幅が大きいのが分かります。

そして、価格が上がれば上がるほど値幅が大きくなる傾向になり、また、トレンド転換する可能性も上がります。

短期移動平均線が帯を下抜ければ第3ステージとなります。

ここからどうなっていくのかを注視しましょう。
Chart PatternsTechnical IndicatorsTrend Analysis

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