ドル円の全期間(1970年〜)から考察する現在地と今後の推移を波動の観点から

円の売られ方が常識的考えを持って分析してもなかなか判断がつきづらく一体どこが天井なんだ?と毎日著名なアナリストの方やインフルエンサーの方々があらゆる見解を述べています。
答えは「誰にもわからない」が正解で相場を見ていく場合には決めつけないことが大事ですね。
それを考慮した上で、もしこのような動きになったら、こうなるのではないか?といくつかの仮説を立て、準備しておくこともまたトレードをする上で重要だと思います。

その準備の一つとして、波動の観点からしっかりとルールや概念に基づいて今後のドル円の予測を一つ提案してみました。もしご興味があれば一つのアイデアとして参考にしてください。

今回の分析では、現在のドル円相場が160円からさらに上昇していくような動きになる場合でのアイデアです。

●チャート左側に月足全期間チャート
 波動から見ると、下降のダイアゴナル波動と見ることもできます。
 現在地は、2011年に第3波の底値を打って、そこから第4波として現在の上昇相場を形成中
 ダイアゴナル波形では、各波が3波の構成なので、A-B-Cとして。
 第4波のAは、最安値から126円をつけた2015年まで。
 第4波のBは、そこからレンジ相場の4年間強で、コロナ安値まで(トランプ時代)。
 第4波のCは、コロナ安値から現在の爆上げ円安相場となります。

●チャート右側に日足で、コロナ安値から現在までのチャート
 ここからが直近の動きの詳細となりますが、第4波のC波をメインに表示してます
 この波動は現在インパルス波動として強い上昇波を形成中です。
 チャート内に、インパルスの基本ルールを貼り付けたので確認してください。
 教科書通りな動きとして見ることができます。
 もしこの後、上昇が続くのであれば、直近の波は第4波のC波のインパルスの第5波動目
 となり、エンディングのダイアゴナルが観測さる可能性が考えられます。
 面白いことに、インパルスの特徴の一つである、各波の終点がチャネルに収束する
 というガイドラインにピタリと当てはまっており、ゴール位置が、177.050円の全体の
 ダイアゴナル波形の第1波の終点のラインとチャネルラインが交差するあたりに現行波
 の第4波のC波のインパルスの第(5)波動目が到達する軌道を辿っているともみれます。
 現在、チャネル上に、1-3 , 2-4 の終点はその線上にしっかりと観測されており、
 1-3-ときて、5が線上にくる交差したラインは時期的に、大統領選挙の11月中旬となって
 おり、これまた偶然のような興味深い時期となってます。



全体の流れと、直近の流れから見ると、もしまだ上昇が続くなら、行き先として、今年11月頃に、177円台をつける動きになっても、波動の観点から分析すると不思議ではないです。
ただ、その後はまだ全体の波の第5波の下落が残っていますね。
そうなると最安値を割って、50円台にいつの日か向かうかもしれません。
全く、は?ですよね、でも円が160円になった今日、50円もありえないとは言いきれませんよね。

あくまでも、一つの仮定としての分析ですので、頭の片隅に置いとくと良いですね。

長々と駄文と妄想にお付き合いありがとうございました。

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